耐震補強工事の流れ
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平成26年11月からの八幡屋住宅・保育園耐震補強工事は、鉄骨ブレス用の接着系アンカーの墨出しから、穿孔・撹拌、スパイラル筋取付、スタッド溶接、鉄骨取付、型枠立て込み、無収縮モルタル工事まで一貫して施工させていただきました。
ここで、ベトナテクニカルの工事の一連の流れを紹介させていただけたらと思います。

耐震補強工事施工前の写真になります。
打ち合わせを入念に行いスムーズで確実な施工を心がけています。
墨出し~穿孔

アンカー位置の墨出しを行っています。
職人全員が図面の把握もしていますので、確実なアンカー位置に穿孔することが出来ます。

穿孔状況になります。
鉄骨ブレスのスタッド位置や増打壁の躯体の配筋も考慮し、少し角度を付けて穿孔しております。

鉄骨ブレス用に今回増打壁の施工も弊社が一括して施工させていただきました。
配筋から型枠まで、弊社の職人による確かな施工です。
撹拌~引張試験


アンカー位置のレベルを測って撹拌していきます。
ここでレベルがキチンと揃わなければ、後々の作業に支障が出ますので確実な施工技術が必要になってきます

引張強度も完璧です!
鉄骨ブレス搬入~スタッド溶接

鉄骨ブレスの搬入も弊社が主導して取付にかかります。


アンカー施工に並行して、鉄骨ブレス用のスタッド溶接も施工していました。
スタッド溶接の技術者も多数在籍しております。
墨出し~穿孔



足場作業での鉄骨ブレス取付は様々な危険が伴いますが豊富な経験と事前の危険予知活動での徹底によって、全て無事故での作業が実現しています。
取付精度もばっちりです。
スパイラル筋取付~型枠立て込み~無収縮グラウト搬入

スパイラル筋の取付状況です。
アンカー位置や鉄骨ブレス位置が悪ければ、ここでスパイラル筋が取付にくくなってしまうのですが、スムーズに取付することが出来ました。

型枠の立て込み状況です。
足場からの作業ですが、しっかりと寸法を測り一番最適な型枠を組んでいきます。

型枠の立て込みが終われば、無収縮グラウトの段取りをしていきます。
パワーゲート付きの弊社トラックで、鉄筋やグラウトの搬入も行います。
無収縮グラウト注入~脱型


無収縮グラウトを練りレシーバーで連絡を取りながら安全かつ素早い注入が出来ています。 型枠も完璧なので、バレることや漏れる心配もございません。

脱型後になります。
注入過不足もなく綺麗に仕上がっています。
塗装~完成

仕上げの塗装工事になります。
見た目の美しさもさることながら鉄骨の劣化や腐食を防ぐ、職人の腕が問われる仕事です。


全ての工程が終了し今回の耐震補強工事が終了いたしました。
工期に遅れることなく、円滑に施工を進めることが出来ました。